従来型の交流一段速度制御は・・・
起動時には一挙に最大速度の速さでモーターが回り始めるため、最大電流が流れ、荷物、ワイヤーロープ、捲き上げ機などに大きな衝撃が発生していました。一方、停止時にも最大速度で昇降中のカゴを一挙に停止させる訳ですから、衝撃はもとより、ワイヤーロープスリップによる着床レベルの不具合やワイヤーロープとシープの摩耗など、さまざまな問題が発生していました。
インバータ制御(交流周波数制御)は・・・
起動時には低速でモーターが回り始め、徐々に加速するため、無理なくスムーズな昇降運転が可能になりました。停止時にも最大速度より徐々に減速して停止させるので、ワイヤーロープのスリップも起こりません。
マイコン制御でオプション対応が容易になります。
■運転休止スイッチ(パーキング)全ての偕の扉をロック状態にし、運転休止にします。
■基準偕復帰機能・・作業終了後、カゴが自動で任意に設定した偕に戻って待機します。
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